旅と飯と酒と

最近、旅してるのでなんかいろいろ書いてます。

台湾旅行日記 11

迪化街

故宮博物館からGoogleマップで検索しバスで移動します。故宮博物館のバス停は、建物そばに横付けのものと敷地外のバスターミナルがあるようです。私は敷地外のバスターミナルを利用しましたが、行き先次第で乗り場が変わるようです。参考まで。

迪化街に行く際に一度乗り換えをしました。この乗り換えポイントは小さなバス停でしたが電光掲示板で何分後に来るかの表示がありますので安心です。とは言っても目的のバスは行ってしまったのか遅れていたのか、10分程度待ちましたが、、、、、。

最寄りのバス停に到着しましたのでバスを降ります。常にどの辺りなのか、降りるバス停を気にしてスマフォを確認していますので、電池の減りが早いです。モバイルバッテリーはお忘れのないように。

バスを降りて数分歩くと目的の迪化街に到着です。ここは昔ながらの建物が並ぶ問屋街です。扱う商品は乾物屋が多いですがリノベーションされたカフェやお土産店なども多くおしゃれな街です。観光ガイドにも載っているのでご承知かと思います。f:id:wallterjp:20240511174619j:image

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ここでは街歩きが目的なのでふらふらと歩いてみます。町中は観光客が写真を取ったり食べ歩きをしたり、皆さん楽しまれています。この街は孤独のグルメの撮影地にもなった場所で紹介された2店舗のうちどちらかでお昼ご飯を食べるのが今回の目的の一つです。到着したのが12:30ごろ。1店舗目を覗くと大変な混雑です。2店舗目も同じく混んでいます。時間をずらして来ることにして散歩を続けます。

何店舗かの雑貨店などを覗きながら、漁師バッグを扱うお店に向かいます。WEB記事などを見ると何店舗か定番のお店があるようです。

見つけたお店で早速物色開始です。大きさ、材質等で選択肢があるので目的に合わせて購入が良いと思います。見た目、雰囲気はレトロで可愛いという表現がわかりますね。

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実際に手にとって見ると、一番手頃なものは手持ちハンドル部分が硬いビニール材質、いわゆるビニール網でできています。それに比較してちょっと値段が上のものは、手持ちハンドル部分が若干柔らかめの素材です。バッグ本体部分は基本同じでしたので、自分自身の普段の使いやすさを考え、持ち手の柔らかいものを選びました。

本家、元祖という意味ではハンドルが硬いものを選ぶべきなのかもしれませんが、、、。ビニール網素材なのでキャンプ、温泉に行ったときのお風呂バッグとして使えるかなと思い小さめサイズを2種類購入してみました。

さてそろそろ、14:00近くになりましたので食堂に戻ることにします。

先程覗いた2件目の食堂に戻るとお客さんは1組。だいぶ落ち着いてます。こちらのお店に入ります。

原味魯肉飯

店頭に調理場があり奥が飲食スペースという台湾で多く見られるこの店ですが、店頭の調理スペース前に孤独のグルメ放送シーンが掲示されています。お店に入り日本人と伝えると、日本語のメニューを持ってきてくれました。

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孤独のグルメでは乾麺というまぜそばと下水湯という砂肝スープが紹介されていました。

ワンプレートにご飯 おかずが乗った定食も数種類あり、非常に興味をそそられたのですが、下水湯というものに興味があったのと、せっかく店名が魯肉飯なので魯肉飯、下水湯、煮玉子、煮豆腐を頼んでみることに。周りを見渡すと冷蔵庫にビールが入っているようで、セルフサービスで一本取ります。一口流し込む間もなく注文の品が到着しました。f:id:wallterjp:20240511175641j:image

早速お目当ての下水湯を試します。

こちらは砂肝のスープなのですが、とろみの付いたタレが一緒に提供されます。砂肝につけて食べるようです。

スープ自体は軽い塩味でまさに優しい味わいです。具には砂肝のスライス、針生姜が入っており砂肝の歯ごたえと針生姜のシャキシャキ感がなんとも言えません。シンプルながらに美味しいです。味変でタレにつけてみると醤油ベースのタレですとろみが砂肝にあっています。

ここで魯肉飯に箸を伸ばします。魯肉飯は非常にシンプルで、八角の匂い香りもあまり感じません。皆さんが好きな豚肉甘辛煮の味ですね。私も八角が軽く香る分には台湾料理を感じられてよいのですが、行き過ぎると苦手な分野ですので一安心です。

煮玉子、煮豆腐はごくごく定番テイストです。煮豆腐のタレは少しとろみがかかった感じでどちらかといえば揚豆腐のほうがこのタレには合うかなといった印象でした。

私が食べてる間に一組の日本人観光客の方もいらっしゃって孤独のグルメを見てやってきたと話しておりました。やはりテレビの影響は非常に大きいのでしょうね。たしかに最近旅行に行くときはWEB検索ではなくYouTube検索をしてお店の雰囲気とか料理とか確認できるので、ハズレを引くことは少ないかもしれません。便利な世の中になりました。

話は戻って、食事自体は定番的な味付けで、そこまで混んでおらずかつ孤独のグルメロケ地という思い出感も味わえるため良いお店だと思いました。次回訪れることがあれば乾麺を頼んで見ようと思います。